大会概要

会長あいさつ

 本年も小山の夏の風物詩であります、おやまサマーフェスティバル2013が、7月27日(土)・7月28日(日)の二日間にわたり、市役所西側駐車場・観晃橋下流思川河畔を主会場に開催されるにあたり、一言ごあいさつ申し上げます。

 小山市は、水と緑と大地の豊かな自然環境に恵まれ、県下第二位の都市として発展を続けております。
昨年完成しましたJR小山駅の中央自由通路「さくら道」は北関東の玄関口として相応しい、新たな小山のシンボルとして多くの市民から好評を頂いており、小山駅東西の往来を可能にしたことで、駅周辺の回遊性や利便性が高まり、街なかの活性化に寄与しております。一方、今年4月には城山町三丁目再開発事業により小山駅西口のすぐ近くに21階建ての県内初の保育園を内含した複合ビル「城山サクラコモン」が完成、さらに城南エリアには小山城南市民交流センター「ゆめまち」が完成するなど、多くの方にとって生活しやすい環境が整備されており、お蔭を持ちまして去る6月18日には小山市の人口が16万5千人を突破したところでございます。今後も新しく生まれ変わった小山消防署の開庁や新市民病院を核とした「小山市緑の健康づくりの森事業」の推進など、ますます住みやすい都市づくりを推進してまいります。

 小山市ではユネスコ無形文化遺産に登録された「本場結城紬」やラムサール条約湿地に登録された「渡良瀬遊水地」など、多くの伝統工芸や豊かな自然環境が今もなお大切に受け継がれています。
 また、史実に残る軍議「小山評定」は関ヶ原の戦いで徳川家康を勝利に導き、徳川三百年の栄光の道筋をつけた天下分け目の軍議であることから、本市はまさに「開運の地」と言うことができ、豊かな自然や伝統が大切に受け継がれながらも優れた住環境に恵まれている、ここ小山市を「開運のまち おやま」として、全国に発信しております。
 さて、おやまサマーフェスティバル「小山の花火」は、関東有数の花火大会として各方面から高い評価をいただいており、毎年多くの来場者をお迎えし、歴史ある大会に成長いたしました。
これもひとえに、市民の皆様の郷土小山に対する愛情と、毎年小山の花火を心待ちにしている多くの方々、そして本大会の企画運営をしていただいております実行委員各位のご尽力の賜物と心から厚く御礼申し上げます。

 今年のサマーフェスティバルも2日間にわたり、盛大に開催されます。
オープニングカーニバルでは、よさこいおやま・アマチュアバンド・灯の舞とおはやしのパレード・おやまブランドを始めとする各種出店ブースなど、市民参加型のイベントが企画され、多くの方にお楽しみいただける内容となっております。
また、今年は「ダンスおやま評定」と称したキッズダンスセッションも行います。小山の未来を担う子どもたちの熱演にぜひ声援をお願いします。

 本年で第62回を迎えます花火大会では、小山市のシンボル「思川」を会場に、華やかなスターマインを始め特大仕掛花火や「市民花火」、そして参加者一人一人の夢をつなぐナイアガラ瀑布など、様々な花火が夜空を彩ります。迫力のある花火を間近で体感できるのも小山の花火の特徴ですので、きっと多くの観覧者を魅了するものと確信しております。
是非、おやまサマーフェスティバル2013を心ゆくまでお楽しみいただきたいと思います。

 結びに、本フェスティバルの開催にあたり、ご協賛ご協力いただきました多くの方々に対し、心より厚く御礼申し上げ、ごあいさつといたします。

 おやまサマーフェスティバル2013実行委員会会長(小山市長) 大久保 寿夫

大会概要

名  称 :
おやまサマーフェスティバル2013
タイトル :
水と光と音のシンフォニー
趣  旨 :
小山市の誇る伝統と、豊かな自然を紹介するに相応しい「思川」を会場に、市民総ぐるみのイベントを開催し、市民の郷土意識を高めるとともに小山のイメージアップと商工業の活性化及び観光振興の推進を図ることを目的とし、2日間にわたり盛大に開催する。
主  催 :
おやまサマーフェスティバル2013実行委員会
開催期日 :
7月27日(土)午後3時〜午後9時(オープニングカーニバル)
7月28日(日)午後7時15分〜午後8時45分(第63回小山の花火)
開催場所 :
7月27日(土)小山市役所西側駐車場・他
7月28日(日)観晃橋下流思川河畔

大会の歴史

小山の花火大会は昭和25年(1950)から始まりました。開始当初はお盆に行っていた灯篭流しの際のイベントとして行っていました。以後、多くの方のご尽力により年を重ねるごとに大きな大会へと成長していきました。 昭和44年(1969)と昭和46年(1971)に交通事情の影響により中止となったことを除いて、小山の花火大会は今年で62回目を迎えることができました。

平成3年(1991)には花火大会の40回記念大会として名称を「サマーフェスティバル」と改称、7月末の土日2日間にわたり開催することとし、土曜日には「オープニングカーニバル」、日曜日には「花火大会」を行うこととなりました。

平成9年(1997)からは総打ち上げ数を20,000発としました。この頃から小山の花火大会は多方面において紹介されるようになり、その規模、打ち上げ場所からの近さ、駅から歩いて数分という好立地から、あるメディアにおいて隅田と並び関東一とのお墨付きを頂きました。

平成13年(2001)には21世紀の幕開けと、小山の花火大会が50回目を迎えたことを記念し、大会史上最大となる21,000発の打ち上げと約1kmに及ぶナイアガラ花火を実施しました。

平成23年(2011)には、東日本大震災の影響により中止も検討されましたが、被災地へ夢と元気を届けようというスローガンのもと、花火大会のみを開催しました。

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